なおからの情報で某OLKSに、いかにもなプロペラがエントランスに展示してあるらしい。
いかにもな液冷エンジン、いかにもな星形エンジンに続く第3段だ。
で、会社帰りに見てきた。まー露骨なルフトバッフェ臭www
左側のペラはスピナーの形から Bf109 G 型 あたりで間違いなかろう。ブレードも見覚えのある形状だが、対戦末期の機体に採用された超幅広ブレードではない。
ブレード裏側のあからさまに後書きであろうと思われるペイントされた部品番号もそれに該当する。まー後書きだろうから信頼性低いが…
さて右のペラだが、これも露骨にドイツ風の出で立ちなのでWWIIの機体なのであろうが、ぱっと見ぃ何のペラなのか即答しかねる。スピナーがBf109に較べて小型で砲弾型であることから、おそらく空冷星形エンジンを搭載されていた機体のモノかも?
とすれば、真っ先に出てくるのが Fw190 なのだが、こんなにブレードが長かったっけ?左のBf109よりも大きいことから、単発の戦闘機のじゃなくて双発の戦闘機や爆撃機(Bf110 とか He111 、見事に液冷V型エンジンだが…)かなとも思ってたりもする。
直径の大きさとブレードが妙に細身なのが気になるところ…
http://www.schatzsucher.de/Foren/showthread.php?t=69349
http://208090.homepagemodules.de/t544f39-Luftschraubenblatt-fuer-spaete-FW.html
これも裏に部品番号がペイントされてるので、それを頼りにぐぐってみると イマイチ確証が持てないのだが、Fw190 のものであるような記述も…
よく見ると両方のペラで中心位置の高さが違うので、右側のペラがより大きく見えるのでした。
ちなみにプロペラ直径はネット漂うと
Bf109G 2.98m
Fw190A 3.32m
だそうで、状況証拠的には現状に符合するなw
でも、いざプロペラ径をネットで調べようとすると結構苦労した。(今更、世界の傑作機みたいな専門書買うのも馬鹿らしいし、直径が載ってるかどうか不明)
一番役に立ったのは、鹵獲した機体を調査した米軍の文書でした…
http://www.wwiiaircraftperformance.org/fw190/fw-190-rep234.pdf
http://www.wwiiaircraftperformance.org/me109/me109g-16476.html
ルフトバッフェ:Luftwaffe
ナチス・ドイツ時代のドイツ国防軍の空軍
<4/4追記>
答え合わせは
こちらから