最近、拙 Blog に度々登場の元ハンドガン用レーザーサイトw
要らない部分をすっかりと削り取られたそのお姿は、皆様のご想像通り?に用途はチェーンラインのアライメントツールでございましたw
バイクのチェーン嫌いな直父ではあるが、2次減速にチェーンが用いられてる以上、その張りの調整は不可欠であるワケで、バイクメンテのイロハの「イ」に相当するかと。
最初に断っときますがチェーンラインを見てるんじゃなくて、後ホイールのアライメント調整をチェーンラインを見ることによって代替してる。従って、もしチェーンラインが最初からズレてるなら、ホイールのアライメントは取れないことになるよw メーカーを盲目的に信じているだけ…
ま、普通のメンテではスイングアーム等に刻まれた目盛を左右同じにするのが一般的かと思うのだが、「目盛はアテにならない!」と考えるヒトは諸々の方法でアライメントを出してるのだろうよ。(何故か投げやりな物言いwww
直父もスネルカム付いてるオフ車やモトクロッサーは目盛に依存(アライメント云々がまったく問題にならない車種ゆえ)、TZR250RSPは一時期タイヤに糸を張って睨んで、フロントタイヤとのスキマを測定して(TZマニュアルに記載されてた方法)アライメント出してたが、やがて整備環境の変化から面倒になったので止めた。(公道走ってる限り意味無いと思う)
でも「目盛はアテにならない!」という意識は常に持ってるので、ピンキリのピン側のツールとして、こんな○トレートのアライメントツールも持ってる。
ただねー真っ直ぐを確認するためのφ4 mm のロッドが、買ってきた時から微妙に反ってるんだよねーw
もう少し長いφ4 mm のドリルロッド(ミガキの工具鋼)に交換してもよいのだが、ベースがアルミの引抜材ってコトもあり根本的に精度出てないので、反ってない方向にマーキングして使ってるが、なんとも締まらないハナシ…(それでも目で睨むこと自体はかなり正確だよ
キリのツールとしてレーザー光を使った便利ツールもあるが、6~10千円ぐらいと少々お高いのと、現在この手のレーザー光を出すヤツは手に入れにくい世知辛い世の中なのである。
どんなモノかは、「チェーン+アライメントツール+レーザー」で検索すると上位に表される、kamarin.netさんのBlog記事をリンクしときます。
http://blog.livedoor.jp/kamarin/archives/52019081.html実は直父はこのツールが欲しかったのだよー
乱視+老眼でスイングアームの目盛が極めて見にくくなってる直父にとっては、レーザー光を使ったアライメントツールは福音であるのだが、手に入れにくいモノを指をくわえて見てるのも馬鹿らしいので、レーザーサイトを改造して使ってみよう!と思った次第で…
で、180度方向にひっくり返しながら、ドットが常に同じ高さになるように光軸を調整(昼休みに定盤上で実施済)
ボディの切削面同士の平行度は 2/100 mm 程度だったので実用上は問題ないでしょう。
ボディの断面形は正方形ではなく矩形なので、スプロケに当てる面によってビームの高さがそれぞれ違うのがミソだが、例のスライドする蓋の面は平面度が怪しいので、使わない方がベラーな選択w
ドットの形状も良くなくて、円形と言うよりはI型になってる。イメージでは楕円に見えるが、肉眼ではI型が最も近いかと。I型がチェーンの長手方向になるように使ってみる。ちょうど切削面をスプロケに当てることになる。
距離が離れればドットは大きくなってるので光線は拡散してる。チェーンラインを見るのに必要な距離は最大 600 mm 程度なので、なんとか使える範疇か?(無理矢理納得する
この辺りが、税込み1,799円+加工屋さんへビール1缶現物支給w の限界かと…
それにしても整備場のレイアウトの都合上、車体の真後ろに回り込めないので、アライメントを取る作業はいずれの方法にしても、とてもやり難いのぉ~
ちなみにマニュアルや取説ではチェーンの弛みは 5 mm ~ 15 mm と極めて少ない。ようするにパンパンに張っているのが正解だと…(信じられんわ
スケールは学生時分から使ってる Blue-Point の骨董品だが、調整範囲をマーキングして使ってる、チェーン調整の専用治具(もう目盛を読む視力はございませんwww
ヤル気になれば、各種調整方法で精度を比較してみましょう。
レーザー水準器が欲しくなってきた(悪!