散々バイクやチャリに乗ったり弄ったりしながら、直父的には許せないほどに嫌ってる部品がある。
それは「チェーン」
エンジンや人が漕ぐクランクから後輪へ動力を伝えるだけ(重要な機能と思うがw)なのに、なんでそんなに油や埃でいつも真っ黒なの? ちょっとでも触れるとその汚れを所かまわず直父になすり付けようとするの? すぐに伸びて、そのたんびに張りを調整させるの?
汚れを落としたり、油差したり、しかもその長さが長い… 繋がってるのでドコが始まり終わりか分からんじゃないかっ!
要するに汚くて、しょっちゅうメンテナンスすることを要求されることが、直父は鬱陶しくて堪らんのだよ
(`ヘ´) プンプン
閑話休題、鬼梭子魚R号も走り始めて丸々2年が経過。当然アチコチにガタが来てるだろうから、足の具合で満足に乗れないのを機に整備しましょ、というわけ。
まずはイヤなチェーン交換から…
雑誌やネットの情報を総合するとロードバイクのチェーン交換時期は短かくて3000km毎、長くて5000km毎で交換すべし、とあるようだ。鬼梭子魚R号は走行距離が約3600kmなので交換時期といえる。
鬼梭子魚R号は型遅れの10速5700シリーズなので、交換するチェーンは選択肢が余りなくて、シマノのならアルテグラグレードのCN-6701ぐらいか? お値段は3諭吉弱でバイクに較べると安いが、重量辺りで考えると随分とお高いのだろうw
使うチェーンオイルは、以前に買った黄色い容器の「イノテック105」 このオイルはチェーンにただ塗るのではなくて、最初の使用時にチェーンを完全脱脂してから、このオイルでコーティングし一日ほど乾燥させなさい、処理後にオイルを差す場合は、まず多めに塗って汚れを流し、もう一度塗って一日ほど乾燥させなさい、と取説にある。
塗ったオイルが乾燥することにより皮膜を形成し、ベタつかないセミドライタイプの潤滑材となる「らしい」 汚れも付着しにくくなる「そうだ」
交換前のチェーンにもこのオイルで処理したのだが、所詮はセミドライ、ほんの少しベタつく(=汚れを引き寄せる)ので、結果的にズボンの裾は汚れる。
直父としては、使い方がいちいち面倒なのであんまり使いたくないのだが、残すのはmottainaiので200ccを使い切るまではお付き合いするつもり。
イノテック105以前は wako's の CHL を使ってた。これはTZR250RSPにも使っているモノ
チェーンやスプロケットを脱脂後、塗布してオイルの揮発分を乾燥させるのだが如何せん真冬、二日ほど放置しておいたが一向に乾燥しないので、ヒートガンで過熱してみるwww
メーカによると乾燥しないのは、完全に脱脂できていない証拠らしいよw(ほっとけ!
で、イメージにはないがディレーラのガイド/テンションプーリを外して洗ってからグリスアップしたり、可動部にスプレーグリス(上記のワコーズのチェーンオイル)を差したりした。
チェーンを繋ぐのには純正のアンブルピンを使わず、KMC のミッシングリンクを使ってるよ。
と愛情を目一杯注いだのに、チェーンを交換し変速確認したらたらロー側2枚に変速すると、テンションプーリからパキパキと異音発生(鬱
ギアがアウター×ローなので、ディレーラのアームが一杯に伸びて、たすき掛けが顕著なときにテンションプーリがチェーンのインナーリンクを弾いてる。
この手のディレーラでのチェーン長さを決め方(ギアがアウター×トップの時にリアディレーラのガイドプーリとテンションプーリのピボットを結んだ線が地面と直角になる)を倣ってチェーンをカットしたのだが、微妙に直角にならない。どうしても1コマ分長いか短いか… で、長いよりは良いだろうと幾分短い目になってる(結果的には交換前と同じ長さになった)
交換したチェーンに問題があるのかと思い、古いチェーンでみても同じ状況…
ニワカの直父は???
結局のところ、テンションプーリの向きを左右ひっくり返すと異音の発生は収まった。
プーリがそんな風に摩耗してしまってるのね… ということで一件落着とする(さすがニワカ