最終土曜はお医者さんの日なので出発は妙に遅いが、良い天気っ!
まずはR1で草津までの我慢の走行、狼川隧道(廃隧道)をめざす。
好天の中、暫しの探索開始。鉄道由来の構造物だが拱渠(橋)ではなく、天井川を穿つ隧道(トンネル)だ。
アーチの煉瓦を捻って積み上げてる珍しい「ねじりまんぽ」だが、そのねじりまんぽの中でも更に珍しい形式で、坑口付近のみ捻って積み上げ、真ん中はストレートになっている。
曲線と直線が破綻を来たしていない造形美
気温が13℃ぐらいあったようで、さすがに真冬のツーリングスタイルでは汗をかく。
探索後は湖周道路に出て気持ちのよいライド。後はのんびりと反時計方向に琵琶湖を一周するだけ。
だったのだが…
ピエリ守山を越えた野洲あたりの湖畔の公園で一休み。対岸の比良山系を写真に収めたが、どうにもこうにもイマイチ。 あれ?いつの間にか曇ってきたよ…
さらに北上するがどんどんと気温が低下してゆく。米原を越えた辺りから、シールドにぽつぽつと水滴が…
てっきり通り雨と思っていたが、白鳥?の居る池あたりからは路面もフルウエットで前を行くクルマも水しぶきを上げ始めるよ。オーバーパンツはともかくも、ジャケットは防水じゃないので堪らず道の駅・みずどりの里に避難する。
スマホで雨雲レーダーをチェックすると、16時ぐらいまで湖北には雨雲が掛かってる(絶望
前進か? 撤退か? 同じ道を走るのを極度に嫌う直父には、もう撤退の2文字はない。
カッパを着込んで「前進・制圧あるのみ!」などと聖帝サウザーみたいな戯れ言を吐いて、更に北上することにwww
気温は更に下がって5℃ぐらい。真冬の雨はさすがに堪える。ハンドルカバーは大正解!
だが追い打ちを掛けるが如く、木之本の片山隧道を抜けるとそこは「雪国」だった。
さすがに路面には雪はないが、路肩や田んぼは近畿地方とは思えない程の雪が残ってる。
やがてR8に突き当たるが、本日の第二目標の賤ヶ岳隧道をめざし旧道をゆく。
でもね、旧道は冬期通行止めだってさ…
この先のヘアピンを抜ければ、あと100mぐらいで煉瓦坑門を拝めるのだが、昨年の「青山高原の惨劇(2017-02-04 立春ツー)」が脳裏をよぎり、ブルってしまう直父…
ココは素直に撤退を決意(なにがサウザーwww
すごすごと現道のR8賤ヶ岳トンネルに入る。このトンネル、妙に生暖かくて、ミラー、スクリーンは言うに及ばず、ヘルメットのシールドまでが一瞬のウチにして曇ってしまう!!(あぶねーっ
当然ながら奥琵琶湖パークウェイも冬期通行止。あえて国道から外れ湖岸沿いの道に入ることもしなかった。(超弱気
R303 の峠では更に気温が下がり3℃ カンベンしちくり~
冬のメタセコイヤ並木は如何なモノか見に行ってみるつもりだったが雨止まないし、もういいや。マキノで R161 から湖周道路に…
雨で前が見にくいが、道路状況は悪くないので、びゅん!と距離と時間を稼ぐ(既に早く帰りたいモードw
白髭神社あたりは渋滞中。いい加減ダルくなってきたので湖西線・志賀駅で休憩。この辺りでやっと雨が止んだ。缶コーヒー飲んで休憩
ココはびわ湖バレイの最寄り駅なので直通バスから、さほど多くはないもののスキー客が降りてくる。日本人より東南アジア系外人さんが多かったのは意外。雪の降らない国の人達なら、ここでの雪遊びは、さぞ面白かろー
ココからは湖周を辿る元気もなく湖西道路(自動車専用道)に乗るが、真野ICからは渋滞が始まった。ずっとビクビクしながら路側帯を走るのもイヤなので雄琴ICで降りる。少なくとも免許の心配をしなくてよいので、一般道をすり抜けしつつ走るほうが気が楽w
R161 はさほど混んでるわけでもなく、近江神社から山中越えで京都に戻る。電光掲示板には「チェーン必要」なんて出ていたが、まさか積雪なんかあるわけないよなw
今日は、ほぼほぼ直線ばかりで、バイクを倒し込むコトがなかったので、クルマに追いつくまで減速帯のないコーナでは楽しむことに。
そういや今まで琵琶湖一周なんてしたことなかったよな? ま、不完全ながらも6/7周ぐらいはできたかwww
帰宅して MT-09TRA を見てゲンナリ… 洗車は明日のお仕事
今日も鬼梭子魚R号は物干しとして活躍する(滅
本日の走行距離:227.6 km